あなたの物語が、
浜通りから世界へ。
誰でも応募できる、映画の
企画コンペティション。
[応募締切]
2025年9月30日(火)
グランプリ受賞者には賞金100万円・企画の制作サポート
完成後は大手動画配信サービスでの配信
・地上波(福島県エリア)にて放送
FFFアワードとは
福島県浜通り。いま、映画づくりの新しい可能性が広がり、映画制作関係者たちからも熱い注目を集めているこの地域で、映画企画を広く募集する『FFF Award 2025』が開催されます。FFF ― Fukushima Film Frontier。最後の “F” は、Fantasyでも、Fictionでも、Futureでもかまいません。あなたの感性で、その “F” に新たな意味を込めてください。その想いをFilmに乗せて、福島から、映画のFrontierをひらく。「浜通りを撮ってみろ。福島でAwardを獲ってみろ。」あなたの物語が、きっと世界へとつながる一歩になるはずです。
- 舞台 -福島・浜通り
「フクシマ」の時計は、
もう動き出している。
太平洋に面した福島・浜通り。
ここは、震災と原発事故からの再生
と創造の最前線。
長い歴史、
豊かな自然、新しい挑戦、
すべてが重なり合いながら、
新たな文化が芽吹いています。
いま、浜通りには映画・演劇・音楽・食…
多彩な表現者たちが
集まり始めています。
「被災地」ではなく、
「創造の舞台」として、
この地を歩くあなた自身が、
その物語の主人公です。
企画案で応募できる理由
まだ完成してなくていい。
思いと構想があれば。
FFFアワードでは「完成作品」ではなく、
「映画企画案」での応募を
受け付けています。
脚本家・プロデューサー・学生
・未経験者も大歓迎。
浜通りを舞台に、
自分なりの視点で物語を描きたい、
そんな気持ちがあれば、
応募資格は十分です。
応募要項・スケジュール
応募締切
2025年9月30日(火)
募集概要 | FFFアワード2025は、福島県浜通り地域を舞台とした映画企画を広く募集する、誰でも参加可能な映画企画コンペティションです。完成作品ではなく「企画案」で応募いただけます。グランプリ受賞者には当該企画制作のための支援金100万円の授与と、映画制作に向けたプロデュースサポート、若手育成プログラムへの推薦サポートなどを実施。完成作品は地上波で放送(福島県エリア)するほか、大手動画配信サービスでの配信や映画祭への出品、上映のサポートを行います。 |
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応募資格・要件 |
応募対象となるのは、以下①~⑧の全てを満たす個人および団体等です。 ① 福島県浜通り地域での映画制作に意欲のある方 ※年齢・国籍・経験不問(未成年者は保護者の同意が必要) ※応募者は、個人・グループ・法人等のいずれの形式でも応募可能 ② 応募企画は福島県浜通り地域を舞台とした映像企画であること ※作品のジャンルは問わない ※作品の長さ(短編、中編、長編)に制限は設けない ※企画案は日本語のほか、英語でも応募可能 ③ 応募者がプレゼンテーション審査に出席可能であること(10月下旬~11月上旬を予定) ④ 応募者が実際に福島県浜通り地域で映画制作が可能であること ⑤ 過去に他コンペティション等において応募実績のない作品であること ⑥ 応募者が企画の著作権を有していること ※特定の人物や事象をモデルにする場合は、当該者や関係団体に許可を得た上で応募すること ⑦ 原則2026年10月までに映画作品を完成させること ※2026年10月までに作品を完成させ、2026年のアワード表彰式等で上映するものとする。ただし企画内容によっては、予告編やメイキング映像等の提出を条件に期限以降の完成も認める場合がある ⑧ 暴力団又は暴力団員若しくはその構成員(暴力団の構成団体の構成員を含む)の統制下にないこと |
応募締切 | 2025年9月30日(火)17時【必着】 |
応募方法、提出書類 |
1. HP内応募フォームよりエントリー 2. 必要書類を事務局からメールにて送付します 3. 以下を締切りまでに提出してください ・応募企画書(事務局提供のフォーマット) ・誓約書(事務局提供のフォーマット) ・応募者連絡先(事務局提供のフォーマット) ・その他資料(脚本、プロット案など、応募企画の参考資料があれば添付してください) |
審査スケジュール(予定) |
・書面検査(基礎要件確認)|10月上旬 ・一次審査(書類選考)|10月上旬~中旬 ・一次審査結果通知|10月27日頃にメールにて通知 ・最終審査(プレゼン形式)|10月下旬~11月上旬のどこか1日 ・表彰式(11月下旬~12月中のどこか1日) ・制作支援開始(2025年冬~) |
プレゼンテーション審査 |
一次審査の結果は10月27日頃にメールで通知をいたします。通過した応募者はプレゼンテーション審査に進んでいただきます。 プレゼンテーション審査の開催日時、場所はともに調整中とはなりますが、決まり次第HPに情報を掲載するほか、エントリーがあった応募者には直接メールでも連絡をいたします。対面での審査となりますため、必ず予定をご調整いただきますようお願いいたします。 開催日時 2025年10月下旬~11月上旬のどこか1日 場 所 東京都内 |
審査員 |
著名な映画監督、映画プロデューサー等による厳正な審査を行います。 ・犬童一心(映画監督) ・小川真司(映画プロデューサー) ・山本晃久(映画プロデューサー) ・高崎卓馬(映画プロデューサー) ・田中幸子(脚本家) ・田中まこ(フィルムコミッショナー) ・いわきフィルム・コミッション協議会 ・一般社団法人 相双フィルムコミッション 他、映画・配信業界の第一線で活躍するクリエーターを予定 |
グランプリ特典 |
・映画制作支援金 100万円 ・プロデュース・制作サポート(脚本開発、キャスティング、ロケ調整など) ・地上波での放送(福島県エリア) ・大手動画配信サービスでの配信(予定) ・映画祭での上映・出品サポート |
注意事項 |
応募に伴い、以下の点を踏まえて応募を行ってください。 ●応募に関して ・応募件数は問いません。 ・応募内容に虚偽があった場合は無効となります。 ●著作権に関して ・著作権については、応募者に帰属します。 ・主催者は、以下の目的に限り、無償・非独占的に企画内容の一部または全部を使用できます: ・本アワード公式ウェブサイト・SNSでの紹介(企画概要・静止画) ・広報パンフレット・プレスリリースへの転載(冊子・PDF) ・アワード関連イベントでのプレゼンテーション映像・資料使用 ・メディア取材等における広報活動 ・上記利用はアワード終了後2年間を上限とし、利用期間延長が必要な場合は別途合意のうえとします。 ●制作に関して ・グランプリ受賞者は、主催者・審査委員等の有識者と連携しながら誠実に制作を行うこと。 ・完成期限は、原則として2026年10月とし、2026年のアワード表彰式等のイベントにて発表・上映されることを目指します。 ・企画内容によっては、期限以降の完成も認める場合もございますので、予め応募企画書に記載ください。 ・期限以降の完成を認める場合でも、2026年10月までに予告編やメイキング映像などを提出いただきます。 ●審査に関して ・審査における過程および評価基準等におけるお問合せには応じかねます。 ・審査委員からの審査コメントは応募者本人に限りフィードバックを行うものとします。 ●応募企画の取り扱い ・応募企画は返却しません。 ・他コンペティション等への重複応募がある場合は、事前に申告してください。 ●個人情報の取り扱い ・応募者の個人情報は、本アワードの運営やお知らせ等必要な場合のみで使用し、適切に管理します。 ●その他 ・アワードの内容やスケジュールは予告なく変更される場合がありますので、ご留意ください。 ・応募にかかる一切の費用(通信費・資料作成費など)は応募者負担となります。 |
お問い合せ |
FFFアワード事務局 メールアドレス:info@fffaward.com |
審査員・応援クリエーター
日本映画界の第一線が、
あなたの企画を本気で見る。

最終審査員
映画監督 犬童 一心
プロフィール
東京国際映画祭で開催された浜通りの映像・芸術文化を発信するイベントには2022年と2023年の2年連続で登壇。浪江町の帰還困難区域で映画を撮影したほか、相双フィルムコミッションの設立に尽力。相双フィルムコミッションが企画した浜通りのロケ地ツアーでは、広く映画関係者らに声をかけて、福島第一原発や浪江町、富岡町などを視察するなど、長期に渡って福島浜通りの復興に思いを寄せている。
代表作:『ジョゼと虎と魚たち』、『のぼうの城』、『名付けようのない踊り』など。
応援コメント
「FFFアワード2025」FFFとは ― Fukushima Film Frontier。福島浜通りから開拓者魂を持った新しい映画の才能を飛び立たせたい。
浜通りに「名付けようのない踊り」という映画の撮影で田中泯さんと訪れてから随分と経ちました。その頃、道を走ると除染の土を積んだダンプとばかりすれ違いました。人に出会う前に猪の親子と会いました。縁ができて通うようになり、今では道の駅もホテルもある。ずっといる人、戻ってきた人、新たにやってきた人、それぞれの想いが交錯した人の気配、なかなか出会えない無と創出が無造作にある景色、とても興味深くある場所です。浜通りを見つめると、日本の長い歴史、特に戦後の日本人の在り方がくっきりと見えてくる気がしました。必死に作り上げて掴んだ幸福とそれを奪った言語道断の理不尽が接近してあり、その理不尽の影響がまだまだ消えない中、希望や未来をそこからどう見つけていけるか。遠慮はいらないのです。喜劇でも、悲劇でも、馬鹿騒ぎでも、静謐でも、「映画」であれば。でも場所は「浜通り」。その制約がきっと「映画」を魅力的に輝かせるでしょう。浜通りを見つめる視点が「新鮮」であることを心から望んでいます。

最終審査員
映画プロデューサー 小川 真司
プロフィール
震災・原発事故があった翌2012年から浜通りに何度か訪れ、撮影も行う。東京国際映画祭における浜通りイベントには2023年と2024年に登壇し、犬童監督らと第一原発も視察している。大阪・関西万博の福島復興展示で開催された、浜通りでの映像制作をアピールするトークセッションにも参加。
代表作:『ピンポン』、『ジョゼと虎と魚たち』、『ノルウェイの森』、『浅田家!』など。『ナミビアの砂漠』は2024年カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞。
応援コメント
浜通りに息づく力と希望が映画と出会い、新たな物語を世界へ届ける瞬間を心待ちにしています。映画製作に携わる人間として、この地から生まれる作品を心から応援いたします。

最終審査員
映画監督 山本 晃久
プロフィール
兵庫県西宮生まれ。映画『彼女がその名を知らない鳥たち』『寝ても覚めても』『スパイの妻(劇場版)』などを手がけ、映画『ドライブ・マイ・カー』ではカンヌ国際映画祭 脚本賞、米国アカデミー賞国際長編映画賞、藤本賞などを受賞。C&Iエンタテインメント、ウォルト・ディズニー・ジャパンを経て、2023年、映像プロダクション・キアロスクロを立ち上げ、代表取締役に就任する。2025年、犬童監督や小川プロデューサーと共に浜通り視察ツアーに参加。
代表作は他に「全裸監督シーズン2」「七夕の国」「ガンニバル」など。
応援コメント
本プロジェクトの発足前に、浜通りの視察ツアーに参加しました。『土地がゆっくりと生き返ろうとしている』と感じました。それは阪神淡路大震災で被災したのちにもあった気配です。負の力を飲み込む正の力が集うそんな場所で、一本の映画をつくること。それは重責のようでいて、しかしとても心惹きつけられるれることです。どうか自らの志を信じ、想像の羽を広げて、渾身の企画を送ってください。

最終審査員
脚本家 田中 幸子
プロフィール
東京藝術大学美卒・同大学院映像研究科修了。第33回「城戸賞」受賞。『トウキョウソナタ』(2008)で脚本の仕事を始める。 脚本執筆の傍ら、高校で映画・映像概説・鑑賞クラス、VIPO等の映画教育機関で若手映画作家育成プロジェクトの講師を務める。
代表作:『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』(12/御法川修監督)、『散歩する侵略者』(17/黒沢清監督)、『寝ても覚めても』(18/濱口竜介監督)
応援コメント
最初の一歩。たとえそれが小さな一歩でも、たとえそれが静かな一歩でも、たとえそれが驚異的な跳躍でも、応援します。浜通りを舞台にして、あなたが描こうとする一歩を知らせてください。

最終審査員
映画プロデューサー 高崎 卓馬
プロフィール
電通に在籍中、「行くぜ、東北」「サントリーオランジーナ」「P&G洗濯大名」などクリエイティブディレクターとして数多くの広告キャンペーンを手掛け、 2024年に自身3度目となるJAAAクリエイター・オブ・ザ・イヤーの受賞など、国内外の受賞多数。 企画・脚本・プロデュースを担当した、映画「PERFECT DAYS」(ヴィム・ヴェンダース監督)は、 世界90カ国以上で公開され、カンヌ国際映画祭で役所広司氏が最優秀男優賞、 さらに米国アカデミー賞国際長編部門にもノミネートされる。 著書に小泉今日子の親衛隊の少年たちの青春を描いた小説「オートリバース 」や、 広告スキルをまとめた「表現の技術」、絵本「まっくろ」などがある。 2025年5月に京都で開催され話題となった「MUSIC AWARDS JAPAN」 のクリエイティブ統括を担当。 現在、西日本新聞で終戦80年記念企画 新聞小説「傷」を連載中。 2025年4月、電通を離れ、株)WRITING&DESGINを設立。
応援コメント
映画は、言葉にならないものをつかまえることができます。名前のない感情をあぶりだすことができます。どこかにあるものをあなたが作る必要はありません。自分にしか作れないものを作ってください。今の福島でないと作れないものを作ってください。プロが羨む自由を是非、観せてください。

最終審査員
ジャパン・フィルム
コミッション顧問
田中 まこ
プロフィール
テレビ・ラジオ番組の制作、通訳、撮影のコーディネーター等を経て2000年に「神戸フィルム オフィス」の代表に就任。以後、AFCI理事、全国フィルムコミッション連絡協議会副会長、 Asian Film Commissions Network副会長、ひょうごロケ支援Net会長、ジャパン・フィルム コミッション副理事長、神戸フィルムオフィス顧問、ジャパン・フィルムコミッション理事長を 務め、2019年よりジャパン・フィルムコミッション顧問に就任。
応援コメント
神戸が阪神淡路大震災からの復興を目指していたころ、「映画で街を元気にする」という取り組みを提案させていただきました。日本におけるフィルム・コミッションの誕生です。映画やドラマには人の心を動かす力があります。一本の映画を作るために初めてのロケ地を訪れる製作者もいれば、一本の映画を観たことがきっかけでロケ地を訪れる映画ファンもいます。そして、人の心を動かした作品はいつまでも地域の宝物として輝きます。浜通りは様々な物語が生まれる可能性が詰まっている魅力たっぷりの地域です。そんな浜通りの魅力がフィーチャーされる作品がたくさん生まれることを楽しみにしています。

映画監督 タナダ ユキ
プロフィール
脚本・出演も兼ねた初監督作『モル』(01年)がぴあフィルムフェスティバルのPFFアワードグランプリとブリリアント賞を受賞し、監督・脚本を務めた『百万円と苦虫女』(08年)では日本映画監督協会新人賞を受賞。福島・浜通りを舞台にした『浜の朝日の嘘つきどもと』では長編ドラマ(20年)、映画(21年)ともに監督・脚本を担い、ドラマ版は2021年日本民間放送連盟賞テレビドラマ部門の最優秀賞と、第58回ギャラクシー賞テレビ部門で選奨を受賞。近年では映画のほか、ドラマやCM、エッセイなども手掛ける。
代表作:『百万円と苦虫女』、『浜の朝日の嘘つきどもと』、『マイ・ブロークン・マリコ』など。
応援コメント
ハリウッドのどんな超大作も、きっと誰かの小さな想いから始まったのだと思います。
「自分の想いなんて…」と感じるかもしれません。でも、福島へのあなたの小さな想いは、他の誰かの想いと重なり、繋がっていく未来だって、あるのかもしれません。

映画プロデューサー 原 尭志
プロフィール
アスミック・エース所属の映画プロデューサー。東京藝術大学大学院映像研究科を卒業後、フリーランスのプロデューサーとして黒沢清監督、濱口竜介監督、真利子哲也監督作品等に携わる。近年の主なプロデュース作は、『長いお別れ』(19/中野量太監督)、『顔だけじゃ好きになりません』(25/耶雲哉治監督)、『恋に至る病』(25/廣木隆一監督)など。
代表作:『THE DEPTHS』(10/濱口竜介監督)、『長いお別れ』(19/中野量太監督)、『顔だけじゃ好きになりません』(25/耶雲哉治監督)、『恋に至る病』(25/廣木隆一監督)など。
応援コメント
ひとつの作品を作るためのノウハウやスキルが確実に存在するいっぽうで、結局のところいちばん大切なのは、どれだけその作品に熱を込められたか。その熱に寄り添えたか。そこには肩書や立場はまるで関係ないと真に思います。完成した作品ではなく、映画企画案を募る“FFFアワード”。ここから、そして浜通りから、新たな熱と物語が生まれることを楽しみにしています。

映画監督 坂本 悠花里
プロフィール
東京藝術大学大学院映画専攻にて編集を学ぶ。『21世紀の女の子』の一篇「reborn」を監督。中編『レイのために』が大阪アジアン映画祭などで上映。 長編デビュー作『白の花実』が第73回サン・セバスティアン国際映画祭New Directors部門に招待され、2025年12月に劇場公開を控える。
代表作:『白の花実』、『reborn』(『21世紀の女の子』の一篇)、『レイのために』
応援コメント
喜び、寂しさ、悲しみ、おかしみ、それら混じり合った揺らぎや混沌から、新しいものが生まれてくると信じています。熱い思いでつくられたFFFアワードの最後の”F”は、映画だからこそ応えられる”F”なんだと思います。迷いや葛藤の中にある誰かの思いが、福島県浜通りという土地と出会う瞬間に立ち合えることがとても嬉しいです!

映像プロデューサー 涌田 秀幸
プロフィール
大学卒業後、フリーランスの制作部として数々の現場を渡り歩き、2013年に角川大映スタジオでプロデューサーへと転身。2019年からはC&Iエンタテインメントに拠点を移し、映画・ドラマ・ミュージックビデオなど、多岐に渡るジャンルで映像を制作している。
代表作:映画『惡の華』、MBS「荒ぶる季節の乙女どもよ。」、TX「量産型ルカ-プラモ部員の青き逆襲-」、MV「恋人ごっこ/マカロニえんぴつ」など。
応援コメント
作品づくりは常に、「その時」にしかつくれないものをつくるべきだと思っています。誰のためにつくるのか?どんな物をつくりたいのか?色々あると思いますが、「その時」につくれるもの、つくりたいと思うものが一番尊くて、輝くのです。わたしたちがこれからも物語をつくるために、皆様が「今」描く物語を楽しみにしています。

映画プロデューサー 江本 優作
プロフィール
制作会社にて映画・ドラマのアシスタント・プロデューサーを務めたのち、配給会社にて洋邦含む数多くの映画の配給宣伝業務に携わる。 現在は映像配信プラットフォームにて映画の製作・出資を行いながら、昨年公開となった『SUPER HAPPY FOREVER』でプロデューサーを担当するなど、インディペンデントでも活動している。
代表作:『SUPER HAPPY FOREVER』『大きな玉ねぎの下で』『アイミタガイ』『いたくても いたくても』
応援コメント
作り手の方と一緒に映画をつくろうと歩みをはじめるとき、わたしが一番大切にしているのは物語です。 それは映画の中の物語だけを指しているわけではありません。どのようなきっかけでその題材に興味を持ったのか、それはなぜ、このような形式で語られなければならないのか、そういったものです。そうして魅力的だと感じた企画を、誰と、どこで、どのように実現すべきか一緒に考えを巡らせることから映画づくりは始まります。 今回初めての開催となるFFF Awardで、みなさんそれぞれの中にある物語が浜通りという舞台と重なり合う瞬間を、いまから楽しみにしています。

プロデューサー 青野 華生子
プロフィール
舞台、ドラマ、音楽フェス制作・PRに携わり、テレビ東京勤務を経てフラッグ入社。 主な企画・プロデュース作品に、「直ちゃんは小学三年生」(ギャラクシー賞受賞)、続編「直ちゃんは小学五年生」、「姪のメイ」、スピンオフ「姪のメイ 冬キャンプ編」、「風のふく島」など。 ほか、バラエティ番組「いとうせいこう×倉本美津留 ワラボ」のプロデュース、マンガ「カリカチュア・カウンセラー」の原案・プロデュースも手がける。
代表作:「直ちゃんは小学三年生」「姪のメイ」「風のふく島」
応援コメント
わたしは、「姪のメイ」「風のふく島」という作品で2年間、福島12市町村への移住をテーマにしたドラマをつくりました。生まれも育ちも東京のわたしがそのまま感じた、いまのふくしまの姿を希望を込めて描いたつもりです。ぜひみなさんも、ご自身の視点やアイデアを大切にしていただけたらと思いつつ、恐れや悲しみを、愛や喜びに転換するような企画に出会えたらうれしいなと思います。

相双フィルムコミッション代表 根本 李安奈
プロフィール
福島県南相馬市小高区出身。中学校3年生時に東日本大震災を経験。日本大学芸術学部映画学科を卒業後、広告代理店に勤務。2021年に福島にUターンし、2024年に一般社団法人相双フィルムコミッションを起ち上げ、映像コンテンツ制作の誘致による地元の活性化に取り組んでいる。
応援コメント
福島県浜通りは、訪れると自然に「社会」について考えてしまう場所です。数十年止まった時間を動かすように、生活に必要なものから一つずつ直し、生み出してきました。人の生活が途絶えてしまった土地だからこそ、暮らす人々は「何が必要なのか」という本質的な問いと向き合っています。浜通りを舞台にするからこそ語るに値する本質的な問いと向き合う映画は、ファンタジーやフィクション、時にはコメディと、ジャンルを問わずアプローチできると思います。そんな素晴らしい作品が生まれるお手伝いを、ご一緒できれば幸いです。

いわきフィルム・
コミッション協議会 会長
大場 敏宣
プロフィール
いわき湯本温泉で老舗旅館を経営する傍ら旅館協同組合及び地元観光協会の役員として、観光振興、地域経済活性化に尽力。令和5年より、地域DMO(一社)いわき観光まちづくりビューロー会長に就任。
応援コメント
この度、FFFアワードの審査委員を務めさせていただくことを大変光栄に思います。浜通りには自然の美しさや温かい人々、特徴ある観光スポットや地元のグルメなど、たくさんの魅力があります。地域の魅力発信に繋がる、創造性豊かなアイデアをお待ちしております。

なみえ
コミュニティシネマ 代表
東 あすか
プロフィール
1991年生まれ。福島県郡山市出身。山梨大学大学院修了後に福島県に戻り、2021年から同県浪江町に移住。現在は、一般社団法人とみおかプラスで働く傍ら、「なみえコミュニティシネマ」代表を務め、映画によるコミュニティ創出や地域活性化を目指し、映画イベントの企画・運営に取り組んでいる。
応援コメント
震災と原発事故の影響で、この地域は「被災地」と呼ばれ続けて、いまだにそのイメージを抜け出せていません。それでも、ここで暮らす人たちは前を向き、日常を大切に過ごしています。私もその一人です。私が願うのは、見た目の復興ではなく、人の心が元気を取り戻すこと。映画館のないこの地域だからこそ、映画の力を届けたいと思い、上映活動を続けてきました。これから皆さんが映画を通してどのような想いやメッセージを伝えてくれるのか、心から楽しみにしています。
FFFアワードツアー
参加者募集!
募集要項
FFFアワードツアー in 福島
映画・映像制作を志す皆さまへ。福島のロケーションを実際に訪れ、地域の文化や人との出会いを通して作品の構想を広げていただくためのツアーを開催します。
開催概要
日程 | 2025年9月13日(土)〜14日(日) |
---|---|
対象 | FFFアワード応募を検討している方・映像制作者 |
交通手段 | 中型バス1台(いわき駅集合・福島駅解散) |
参加費 |
無料 ※集合場所まで・解散後の交通費とツアー内での食事代は自己負担となります。 |
ホテル | ホテルサンエイ南相馬(禁煙) |
行程 |
[1日目] 10:00 いわき駅集合 → いわき市 → 大熊町 → 双葉町 → 浪江町 → 南相馬宿泊 [2日目] 浪江町 → 南相馬市内 → 飯舘村 → 川俣町 → 16:00頃 福島駅解散 |
募集締切 |
参加募集は締め切りました。
申込フォーム
※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
注意事項 |
天候や現地事情により、行程が変更になる可能性があります。 宿泊先予約のため、お名前・住所・電話番号を事前にご提出いただきます。 1つの企画に対して最大2名までとさせていただきます。 |
よくある質問
Q.完成作品じゃないと応募できませんか?
いいえ。映画「企画案」での応募です。
Q.経験がなくても応募可能ですか?
はい、制作歴は問いません。
ただし応募企画は完成させる前提のため、審査では実現可能性は見させていただきます。
Q.福島に住んでいなくても応募できますか?
全国・海外からの応募も可能です。
応募する
あなたの物語が、世界へつながる